行政書士ってどんな資格?

行政書士の仕事は非常に難しく、特別なものだといったイメージを持たれがちです。
しかし実際にはさほど難しいものではなく、慣れてしまえば非常にスピーディにこなすことができます。
行政書士の資格そのものは今後需要がどんどん高くなるといわれていますので、チャレンジできるのであれば早い段階でチャレンジして取得しておくと良いでしょう。

書類手続きの代行が多い

行政書士は基本的に様々な書類代行を行うことがメインとなります。
遺産相続をはじめとして、その他にも法律関係の書類、また住居に関係する書類などを依頼されることが多いです。
相続では非常に様々な書類を作成することになりますが、住宅に関しては名義人が変わると言った場合や売却し手放す、もしくは購入したなどの場合の書類手続き代行となります。

こういった書類に関しては決して難しいものではありませんので、一定の書式さえ覚えてしまえば必要書類を依頼者から提示してもらい、決められた書式で書類にまとめていくといった形になります。
また、場合によってはこういった書類手続きの申請に同行することや、申請そのものも、全て行政書士が手続きを完了させるケースまでさまざまです。
行政書士が扱う書類関係は知識のない素人が行うのは難しいため、全面的に依頼されることも多い内容となっています。

顧客とのミーティングで具体的な依頼が決まる

書類代行などを依頼したいという顧客がいた場合、まずは実際に対面し、さまざまな内容をヒアリングすることから始まります。
電話である程度の概要を聞き、その上で対面し必要書類の提示などをしてもらうことになります。
またどこまでを行政書士が請け負えばよいのかについても、依頼者と具体的に決めていくことになります。

書類を作るだけで良いのか、申請手続きまで全て代行するのかなど、顧客によって内容は違っています。
内容が違えば当然ですが費用も違ってくるため、このあたりに関しても、顧客の懐や状況に応じて依頼内容が変わってくるものとなっています。

独立すれば収入も大きくなっていく

行政書士は資格を取得した後すぐに独立することはなく、まずは弁護士事務所をはじめとして様々な法律事務所などで働くことになります。
そこで経験を積み1人で様々な依頼を請け負うことができるようになれば独立を目指すケースがほとんどです。

独立し、多くの顧客空の依頼が増えれば増えるほど収入も比例して増えていきます。
最初にもお話した通り、行政書士の仕事は今後増える一方だと言われているため、早い段階で資格を取り独立することができれば多くの顧客からの依頼を受けることができるでしょう。

誠実で的確な仕事をすればするほど、口コミで顧客が増えるといったメリットもあります。
ただし、そのためには目先の売上などにこだわらず、可能な限り顧客の願いをしっかりと聞き入れながら仕事をしていくと言った心がけが大切です。