近年では以前に比べて、女性でもキャリアウーマンとして働くことが多くなりました。
しかしまだまだ女性の管理職に対する偏見などがあり、管理職になりたくないという女性も少なくありません。
男性からバカにされることがある
管理職になりたくないという女性が口にする理由は共通点があります。
まず仕事をしていく上で、様々な場面で男性から馬鹿にされるというのが1番です。
例えば部下に指示を出すときでも女のくせにと言われてしまい、しっかりということを聞いてもらえないことや、腕力がないことを馬鹿にされてしまう事もあるでしょう。
このような部分から必要以上にストレスを感じたくないと、管理職を避けるケースがあります。
しっかりと実力を持っていても、このような部分から仕事がしづらいと感じてしまうこともあり、あえて管理職を選ばず一般社員として働く人もいます。
失敗した時に必要以上にバッシングを受ける
仕事で失敗をしてしまうのは男女誰にでもあることです。
しかし女性の場合には、管理職に就いていると男性管理職に比べて必要以上にバッシングされてしまうことがあります。
これだから女は、だから男の方が良い、などと言われることがあり女性という性別に対する偏見を感じてしまう場面を避けるためといった理由もあるようです。
一方、一般社員として働いていれば、万が一失敗をしてしまったときでもそこまでバッシングを受けることがなく、わざわざ管理職にはなりたくないといった意見があります。
女性というだけで門前払いを食らうことがある
取引先さんを見つけため営業に出向いたなどというケースであっても、女性管理職というだけで話を聞いてもらえないことがあります。
女性を管理職にするような会社は付き合いたくないといった偏見によるもの。
このような場面では自分に何の責任もないのに門前払いを食らってしまい、とても嫌な思いをします。
また取引先と商談などをする場面であっても女性としての感覚に指摘を受けてしまい、結果的には自分の意見を聞いてもらえないし、デメリットもあります。
仕事の上で性別は関係ないと思っていても相手がこの部分を気にするケースだと、どうしても不要に嫌な思いをしなければなりません。
どんな時でも気が抜けない
社員として働いていれば、遅刻ギリギリに起きた時、少々身だしなみが乱れていても何とか1日の仕事をこなすことができます。
また、見た目が良く無いと注意を受けるようなことも少ないでしょう。
しかし管理職ともなれば、こういった部分で気が抜けません。
常にしっかりと身だしなみを整え、仕事に使用するファッションについても安物を身につけることができません。
このような部分からも、できるだけリラックスして働きたいという気持ちがあるようです。
上記のように近年では女性管理職も増えていますが、まだまだ避けて通りたいと思う人が多いのは、会社や社会全体の偏見などが大きく影響しているようです。